生きるそばから唾を吐きかけるのは やめてくれないか

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ガラスの絆

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僕は君をモノにするために通り一遍の愛を語り
それ以外の何も思いはしなかったけれど
いつしかそれさえも妙に虚しくなっちまった

愛想尽かしの毎日に昔を懐かしむこともなく
何を言えば良い何を思えば良い
涙は枯れはて怒りは底を付き約束事のようにただ歩いてきた

君と寝たのは行きずりの恋でしかなく
それについては君も同じはずだ
泣き崩れるくらいなら粋がるのはやめなよ

その昔黒と白は道の両側で
息を潜め合っているかのように語り継がれ 
迷い惑わされ 託し託され

疲れたんだよ面倒なのさ一人で良いんです一人で生きてやれ
今の今までが友達同士で明日は見知らぬ他人同士
ためらう君が子供過ぎるのさ

あなたの情けは僕を溺れさせ
抜け殻だけがいつまでも僕にまとわりつく
できるものなら生きてもみたい

自殺もひとつの生き方なんだと誰かが言ったような
それもそうだと僕はうなづくばかり
生きる気まずさは死ぬことへの気休めだったのだろう

正しさは力で力はマニュアルでしかなく
平和な暮らしは安易な暮らし
うまく立ち回れとバカのひとつ覚え

僕がまだひと夏の激しさを抱えていたころ
夜は加速度的にあふれ雨はたわいもなく降っていたけど
君の仕打ちほど悲しくはなかった

懐かしかったけど帰る場所じゃなかった
「ごめんなさい」と言う人がおよそ3人
どこまで行くの僕の乾いた心

そこにはもっともらしく風が吹いている
夢の植木鉢がある 
終わりのない旅がある
3度よみがえった人がいる
9度目に倒れた人がいる
頭の片隅で生きる人がいる
言葉を手にした殺し屋達がいる

君の汗が消え 空は抜け落ち
陽は昇り詰めたまま白夜の如く
時は流れても時代は変わらず

違うんだ違うんだそうじゃないんだよ
人ごみの中でさえ心は安らぐものさ
ガラスの絆 それがやるせないのさ

君と話したいんだ本当の君と
笑顔の君じゃなくてためらいの君と
僕と話そう冷えきったビルの谷間のコンクリートの上で

 

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